今こそ自転車旅！絶景かごしまサイクル

「サイクリングターミナルりんりん」をスタート・ゴール地点とするルート。南さつま市、日置市、鹿児島市、指宿（いぶすき）市、南九州市、枕崎市、それぞれの特徴的な風景を次々に楽しめます。リアス式の海岸線を背に沈みゆく夕日が美しい東シナ海、さらには桜島、開聞（かいもん）岳が聳え立つ錦江湾の美しさが格別です。武家屋敷群や薩摩焼窯元、焼酎酒蔵、鰹本枯れ節工場など魅力に満ち溢れたエリアです。

熊本県との県境に位置する北薩は、懐かしい里山の風景や風光明媚な温泉が楽しめる場所。白い砂浜が続く美しい海岸線では、東シナ海に沈むオレンジ色の夕日に癒されます。海の幸山の幸が豊かな北薩地域のご当地グルメも楽しみのひとつ！

上甑島・中甑島・下甑島といちき串木野市を周遊するルート。サイクリングの醍醐味である、橋を渡る爽快感を存分に味わうことができます。古くは8000万年前の地層が残る甑島の断崖、日本遺産に認定された、薩摩の武士が生きた町～武家屋敷群「麓」を歩く～の構成資産「里麓」「手打麓」、日本の近代化に貢献した薩摩スチューデントに学ぶ「薩摩藩英国留学生記念館」など、歴史ロマンあふれる旅をぜひ。

吉松駅をスタートし、川内川沿いに高速船ターミナル（川内港）へ向かって走るルート。随所に溢れだす湧水池、東洋のナイアガラと呼ばれるダイナミックな曽木の滝、夏の風物詩の「ほたる」、東シナ海につながる河口まで川沿いに楽しみます。霧島山系の豊富な水に支えられる稲穂の田園、銘茶を産出する茶畑の風景がどこまでも広がります。

鹿児島空港を拠点として8の字に周遊するルート。神話や伝説に彩られ、火山の息吹を目の前に感じさせる霧島連山の名峰、清流は四季折々に神秘的な表情を見せ、その自然美は感動的でさえあります。また、鹿児島の中央に位置し、文化史跡が溶け込む街並みのある姶良とともに、緑鮮やかな山々と輝く錦江湾や温泉まで楽しめるルートです。

垂水港を拠点として8の字に周遊する壮大なルート。大隅半島は、豊かな自然に恵まれ農業をはじめ漁業、畜産など第一次産業が盛んな地域です。地域の資源を活用した体験や学習コンテンツに加えて、近海の鮮魚、黒毛和牛の産地ならではのグルメも揃います。緑深い高隈連山を背景に大平原が広がる、ダイナミックという言葉がよく似合う自然豊かなエリアです。

錦江湾奥及び桜島を一周できるルート。 垂水市、霧島市、姶良市、鹿児島市の４市をまたがるルートであるため、さまざまな角度から錦江湾・桜島をみること ができます。 各市の様々な立ち寄りスポットに足を運べることも魅力の一つです。

種子島ルートでは、宇宙をより身近に感じられるエリアがあったり、南の島らしいサトウキビ畑が両側に広がる風景を見ながらサイクルできたりと、美しい海を臨むアイランドロードを存分に楽しめます。種子島の豊かな自然を満喫できるサーフィンやヨガなどのアクティビティも、一緒に体験してみてはいかがでしょうか。

その豊かな自然が世界からも注目を集めている屋久島。原生林が生い茂るマイナスイオンの森に生命力を感じたり、野生のヤクシカ・ヤクシマザルとひょっこり出合ったり。ここでしかできない貴重な体験があなたを待っています。

サイクリストなら一度は走ってみたい、海と山のコントラストが織りなす絶景ロード。マングローブ原生林や白い砂浜など、奄美大島らしい自然や文化にふれることのできるルートです。

巨大なガジュマルやサンゴの石垣が見られる太平洋側は、平地が多く快適なサイクリングが楽しめるコースです。世界で2番目の速さで大地が隆起している島の中央部では、サトウキビ畑の中を緩やかに空へと続く伸びるシュガーロードが気分を盛り上げます。また百ノ台から見られる海成段丘と海洋の景観は魅入られる事でしょう。

3つの山が連なる深い森には野生動植物が棲み、島にはゆったりとした時間が流れています。神秘的な奇石群や断崖絶壁など、島の不思議なパワーを全身に感じられるスポットも多数。闘牛大会やトライアスロン大会などのイベントも盛んです。

沖永良部島は周囲約60kmの大きさ。1日でぐるっと一周することができます。海沿いはアップダウンが少なく、潮風を感じながらのライディングにうってつけ！島内には大小300あまりもの鍾乳洞があるので、探検気分が味わえるケイビングツアーにもぜひ参加してみて。
（写真提供：おきのえらぶ観光協会）
 

周囲23kmのサンゴ礁のリーフに囲まれた与論島は見える海全てが魅力的なコースです。

大金久海岸をはじめ、あちこちにあるクリーム色の砂浜に立ち寄りながらのサイクリングは素晴らしいです。

また小規模ながらも鍾乳洞や民俗館やカフェ巡りも楽しいでしょう。

バリエーション豊富な鹿児島県のサイクルルート。ご紹介した全コースは以下の「全ルートを見る」からもご覧いただくことが可能です。季節や同行者にあわせてルートを選び、サイクルだけでなく観光もグルメも楽しんでください。