【指宿】砂むし風呂にチャレンジ!
薩摩半島の南端に位置する指宿市。海岸線に湧く湯に温められた砂の中で入浴する「砂むし温泉」は、江戸時代にはすでにあり、現在も市内に砂むし場が点在しています。その入浴方法は他では見られない独特なもの。まずは浴衣に着替えて、砂むし場へ。砂の上に仰向けになると、砂かけさんと呼ばれる係員が砂を首から下にかけて、覆いつくしたら入浴開始。10分ほどで全身が汗でびっしょりになります。その後、砂から腕を出し、胸やお腹の砂をはらって上半身をゆっくり起こすと、なんとも言えぬ爽快感。専用のシャワー室で砂と汗を洗い流したら、大浴場の湯へつかりましょう。入浴後には、今まで経験したことのない心地良い疲労感に包まれるはずです。
【指宿】一度は入りたい!おすすめ砂むし温泉3選
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砂むし会館「砂楽」
もっと見る錦江湾を臨む浜辺に建つ、指宿エリア最大級の砂むし温泉施設。屋根付きの全天候型砂むし場のほか、大潮の干潮時にはリズミカルな潮騒と心地よい海風を間近に感じる波打ち際の砂むし場も登場します。
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砂むし温泉「砂湯里」
もっと見る目の前に東シナ海、右手には薩摩富士と呼ばれる開聞岳を望む砂むし温泉施設。こちらの砂むし場も屋根付きの全天候型。「伏目のすめ」と呼ばれる温泉で蒸した卵やサツマイモも人気。
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指宿フェニックスホテル
もっと見る人気リゾートホテルでは、砂むし温泉を楽しみながら埋もれていないフェイス部分をタラソ (海藻)でパックするプランを用意。木々が生い茂る南国ムード満点の大露天風呂も評判です。
【指宿】湯と海がひとつになる!インフィニティ露天風呂
指宿といえば砂むし温泉ですが、もうひとつヘルシーランド露天風呂「たまて箱温泉」も今話題のスポット。Tripadvisor「行ってよかった!日帰り温泉&スパ」部門で4年連続5回目の1位に輝く、絶景露天風呂です。広大な露天風呂の前は東シナ海の大海原。湯船に身を沈めれば、湯と海が一体化するインフィニティ(無限)な世界を堪能できます。この絶景露天は2種類あり、湯船の大きい和風露天風呂からは美しい稜線の開聞岳、2つの湯船を持つ洋風露天風呂からは寝ているスヌーピーの姿に似ていることから「スヌーピー山」とも呼ばれる奇岩・竹山を望めます。隣には砂むしを体験できる山川砂むし温泉「砂湯里」があり、無料シャトルバスでの行き来が可能。2つをお得に楽しめるセット券も要チェックです。
【指宿】湯上りに味わいたい!必食ご当地グルメ
指宿温泉ではさまざまなご当地グルメも見逃せません。湯上りにピッタリな「指宿温泉サイダー」は、平成20年「平成の名水百選」に選定された唐船峡の天然湧水を使用したサイダー。さっぱり爽快、大人の味わいが自慢です。
そして、食べた人を「うまくてたまら~ん!」と唸らせる、「温たまらん丼」と「温たまらん豚(とん)」にも注目。「温たまらん丼」は、砂むし温泉の源泉で茹でたとろっとろの温泉卵が中央に鎮座するご当地丼ぶり。市内の10数店が地鶏、黒豚、ウナギ、おくらなど、地元食材を活かしたバラエティ豊かなオリジナル丼を用意しています。ランチで気軽に味わえる「温たまらん丼」に対し、「温たまらん豚」は指宿産の芋焼酎にぴったりな温泉卵入りの黒豚料理。こちらも市内の飲食店がオリジナルメニューを提供しています。各店をハシゴしながら、指宿の銘酒と共に味わってみてはいかがですか。
指宿デジタルイラストマップ
指宿市の魅力が一目で分かるデジタルイラストマップはこちら!アプリのダウンロードは不要で、観光、グルメ、宿泊などのスポット情報をパソコンやスマートフォンから閲覧可。GPSと連動しているので、タビナカでは地図上に表示される自分の位置を確認しながら、次の目的地を決めることもできます。スキップをするような楽しい気持ちで、軽やかに指宿の周遊観光をお楽しみ下さい。
いぶスキップMAP指宿屋久島ワーケーション
高速船でつながる指宿と屋久島。両地域でのワーケーションを充実させてくれる地域の魅力を、地元の人たちが紹介します。
デジタルブックを見る【霧島】山々に湧く多彩な湯と4つ温泉郷
海の湯・指宿に対し、山の湯・霧島には泉質、風情の異なる4つの温泉郷が点在しています。その代表格は新湯、林田、硫黄谷&丸尾など大小9つの温泉からなる「霧島温泉郷」。乳白色の硫黄泉や硫黄炭酸泉など、さまざまな泉質の湯処があります。標高800mの湯之野温泉を源泉とする「霧島神宮温泉郷」では、天然の泥パックを楽しめる露天風呂が人気。天降川(あもりがわ)沿いの「妙見(みょうけん)・安楽(あんらく)温泉郷」では鉄分を含んだ黄褐色の炭酸水素塩泉、さらに西郷どんも滞在した「日当山(ひなたやま)温泉」では、美人の湯と評判のナトリウム炭酸泉でリラックスしましょう。
【霧島】坂本龍馬夫妻のハネムーン湯・塩浸温泉
日本で初めて新婚旅行をしたカップルといえば、幕末の英雄・坂本龍馬とその妻・お龍さん。その旅先は霧島で、最も長く過ごしたのは妙見・安楽温泉郷にある塩浸(しおひたし)温泉だといわれています。薩長同盟を締結させた2日後、京都の寺田家で襲撃された龍馬。その際の刀傷をこの塩浸温泉で癒しながら激動の時世を離れ、しばし夫婦二人の時間を楽しんだそうです。等身大の「龍馬とお龍の新婚旅行湯治碑」がある塩浸温泉公園には、龍馬直筆の手紙などを展示する「龍馬資料館 この世の外から」のほか、立ち寄り温泉「龍馬とお龍の湯」や「縁結びの足湯」もあります。龍馬夫妻が幾度も行き来したと言われる坂道、「龍の背坂」にもぜひお立ち寄りを。
霧島市温泉ガイドブック「ゆるきり」
泉質と湯量に恵まれた霧島の温泉をご紹介。
2023月発行
発行元:霧島市観光PR課
容量:11.8MB