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霧島錦江湾国立公園ってどんなところ?

場所や成り立ちなど、初めて訪れる方はこちらで基本情報をチェック!
霧島錦江湾国立公園は、日本で初めて指定された国立公園のひとつです。霧島山・桜島・錦江湾など、巨大カルデラ群が生み出したここでしか見られない景観が特徴。また、長い時間をかけて育まれた豊かな文化や温泉・食などの恵み、壮大な歴史と神話を楽しむことができます。

霧島錦江湾国立公園ってどんなところ?

霧島錦江湾国立公園は、巨大カルデラ火山の列で構成される国内で唯 一の特徴を持つ国立公園です。公園北部の霧島には大小20以上の火山が連なり、火山活動に伴って誕生した火口湖、温泉や高原などとともに手つかずの自然が多く残されています。また、天孫降臨神話が宿る神秘の山々としても知られています。一方、公園南部は現在でも噴煙を吹き上げる桜島が中心。薩摩半島側には開聞岳や池田湖、知林ヶ島など、そして大隅半島側には本土最南端となる佐多岬があり、海と火山がつくりだす独特な景観が広がっています。

国立公園とは

国立公園とは-1

国立公園は、日本を代表する自然の風景地として、自然公園法に基づいて国が指定するものです。北は北海道から南は沖縄、小笠原諸島までの国立公園が指定されており、年間3億人以上が利用しています。国立公園内は、自然の絶景だけではなく、野生の動植物、歴史文化などの魅力の宝庫。日本の国立公園は、森林、農地、集落など多様な環境が含まれていることが特長です。壮大な自然とともに、自然と人の暮らしが織りなす地域の歴史や文化にふれることができます。

【ここが魅力①】季節ごとに違った美しさをみせる霧島の山々

火山活動により誕生した火口湖や山頂湿原などの特徴的な地形と多様な動植物が生息する豊かな自然が、霧島の美しい景観をつくりだしています。春、鮮やかなピンク色で山を彩るのは、霧島の名がついたツツジ科のミヤマキリシマ。 夏はノリウツギやナツツバキなどが咲き誇り、秋には赤や黄色に色づいた紅葉があたり一面を埋め尽くします。冬は幻想的な樹氷が見られる時期も。シーズンを変えて何度も訪れてみたい、そんな場所が霧島エリアです。

【ここが魅力②】世界でも珍しい!活火山と都市が共生する桜島

今も活発に火山活動を続ける桜島。ダイナミックな大地の形成、豊富な温泉のほか薩摩藩にちなむ歴史・文化的スポットなど、自然と文化とが調和した見どころの多いエリアです。桜島は名称が示す通り「島」であったものが、1914年の大規模な噴火の際に流出した溶岩によって大隅半島と陸続きになりました。ここでは多くの住民が火山と共存しながら暮らし、桜島だいこんや小みかんなどの名産品が作られています。錦江湾奥エリアには、桜島をとりまくようにビュースポットが点在。錦江湾と桜島をさまざまな角度から眺めることができます。

霧島錦江湾国立公園はどこにあるの?

公園北部の「霧島エリア」と公園南部の「桜島・錦江湾奥エリア」「指宿・佐多エリア」、この3つのエリアで構成されている霧島錦江湾国立公園。公園北部と公園南部は離れているので、目的に合せて旅のプランを立てるのがおすすめです。

霧島錦江湾国立公園はどうやって楽しむ?

どのエリアも体験アクティビティが充実しているので、思う存分に外遊びを満喫することができます。
全国有数のパワースポット「霧島神宮」などの歴史探訪も楽しむなら、鹿児島空港から車で約1時間の「霧島エリア」へ。ご利益たっぷりのパワースポットが目白押しです。鹿児島のシンボル・桜島で火山の恵みを体感したいなら「桜島・錦江湾奥エリア」へ。桜島へは24時間運航のフェリーで市街地からわずか15分!マグマのパワーを実感できる温泉掘りやガイドウォークが人気です。「指宿・佐多エリア」は、大迫力の海絶景や砂むし温泉が魅力。指宿周辺に泊まって雄川の滝や佐多岬へ行く場合には、フェリーなんきゅうでの移動が便利です。

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