島津斉彬が白糖を製造するためにつくられた工場でしたが、斉彬の急死によって廃止されました。工場近くに荷下ろしを行う船着き場がありましたが、1890年の台風によって流失しました。現地には、今も白糖製造工場に関連する、高さ約2mの凝灰岩の石積が残っています。
産業遺産情報
建設年代 | 未詳 |
---|---|
土地所有者・管理者 | 民有地 |
標柱・説明版 | 説明板あり |
地表遺構の有無 | 明確な遺構が残っておらず、「白糖方」という地名から、白糖方の工場が置かれていた場所であると推測されています。「白糖方」推定地には白糖工場に関連する可能性のある石垣が残っています。 |
基本情報
住所 | 鹿児島県南さつま市坊津町坊 |
---|---|
電話番号 | 0993-67-1441(南さつま市坊津支所) |
交通アクセス | JR枕崎駅から車で約20分 |
駐車場 | 無し |