小松帯刀清廉は島津斉彬の命で小松家に婿入りし、斉彬の没後、島津久光の側役となり、28歳の若さで薩摩藩の家老に抜擢されました。その後、さまざまな役職を兼務し、藩政の中心人物に。そして、藩主・島津忠義を補佐して集成館を再建。西郷隆盛や大久保利通など有能な人材を重用し、1866年には坂本龍馬立ち会いのもと薩長同盟を成立させました。帯刀は、吉利郷の御仮屋に足を運び、不正の取り締まりや領民の生活向上に努め、名君と呼ばれます。御仮屋跡には、小松帯刀の像などが建っています。
産業遺産情報
建設年代 | 文禄4年(1595)~ |
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土地所有者・管理者 | 日置市 |
標柱・説明版 | 標柱,説明板あり |
地表遺構の有無 | 遺構等は残っていません。現吉利地区公民館。正門近くに小松帯刀の像、解説板が設置されています。また、敷地には旧吉利御仮屋があった当時の石臼等が展示されています。 |
基本情報
住所 | 鹿児島県日置市日吉町吉利4329(吉利地区公民館) |
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電話番号 | 099-248-9432(日置市教育委員会) |
交通アクセス | JR伊集院駅からバス(鹿児島交通)加世田・枕崎行き(さつま湖・伊作経由普通便)/伊作行き(吉利・永吉麓・小野経由普通便)で「吉利農協前」バス停下車徒歩7分 |
駐車場 | 有(吉利地区公民館内) |
ホームページ | 日置市役所 薩摩の武士が生きた町~武家屋敷群「麓」を歩く~ |