12代・沈壽官が製作した薩摩焼の絵付図面。1891年にロシアのニコライ皇太子(後の皇帝・ニコライ二世)と、従兄弟・ゲオルギス親王が鹿児島を訪問した際、島津忠義が進呈した大花瓶のために作図されたものです。これは薩摩焼の評価が海外で最も高かった時代の絵付図面であるといえます。また、集成館事業における薩摩焼の研究や開発、技術の高さを知ることのできる貴重な資料でもあります。
産業遺産情報
建設年代 | 明治24年(1891)頃 |
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土地所有者・管理者 | 個人 |
標柱・説明版 | 絵付図面と解説文が併置されている。 |
地表遺構の有無 | 沈家伝世品収蔵庫で展示されています。 |
見学の際の留意事項 |
基本情報
住所 | 鹿児島県日置市東市来町美山(沈家伝世品収蔵庫) |
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電話番号 | 099-248-9432(日置市教育委員会) |
営業時間 | 9:00~17:00 |
休日 | 第1,3月曜日 |
料金 | 入館料,大人500円,中学生以下無料 |
交通アクセス | 鹿児島市街より美山ICから車で3分、川内方面より国道3号線美山入口から車で3分、JR伊集院駅からバス(鹿児島交通)上川内/羽島方面(いずれも湯之元・串木野経由普通便)で「美山」停留所下車後すぐ |
駐車場 | 有(沈壽官窯駐車場) |
ホームページ | 沈壽官窯サイト |