敷根火薬製造所で使用されていた巨大な石臼は、直径67cm、厚さ27cm、重さ240kg。地元の凝灰岩によってつくられています。火薬は硫黄や木炭、硝石の粉末を混ぜ合わせて製造されました。敷根火薬製造所では高橋川から水を引き、水車の動力を使って石臼を回して硫黄や硝石をすり潰しました。巨大な石臼は、かつて火薬製造所に大規模な設備が存在し、大量の火薬が製造されていたことを物語っています。現在、石臼は国分郷土館に保管・展示されています。
産業遺産情報
土地所有者・管理者 | 霧島市 |
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標柱・説明版 | 館内に説明あり |
基本情報
住所 | 鹿児島県霧島市国分上小川3819 |
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電話番号 | 0995-46-1562(国分郷土館) |
営業日 | 通年 |
営業時間 | 午前9時~午後5時 |
休日 | 月曜日(祝日の場合その翌日)、12月29日~翌年1月3日 |
料金 | 〈入館料〉 小・中・高校生 90円(70円) 大学生・一般 180円(140円) ※()内は団体10名以上 |
交通アクセス | JR国分駅から車で10分 (国分城山公園入口近く) |
駐車場 | 有り |