山川薬園は、1659年に設置された薩摩藩の薬用植物栽培園です。広さ約5,600㎡で、レイシやハズ、キコク、カンラン、リュウガンなどの薬草が数多く植えられていました。現地に残るリュウガンは推定樹齢300年以上。鹿児島県の天然記念物に指定されています。薩摩藩は山川、佐多、吉野の3か所に薬園を設置しました。なかでも山川薬園は最も古い薬園といわれています。
産業遺産情報
文化財指定 | 県指定史跡・天然記念物 |
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建設年代 | 万治2年 (1659) |
土地所有者・管理者 | 指宿市 |
標柱・説明版 | 標柱,説明板あり |
地表遺構の有無 | 建造物は残されていないが、リュウガンの樹等、薬園の樹木が残っています。 |
見学の際の留意事項 | リュウガンは4〜5月に開花し、7〜8月に実をつけます。 |
基本情報
住所 | 鹿児島県指宿市山川町新生町35 |
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電話番号 | 0993-23-5100(指宿市教育委員会社会教育課) |
交通アクセス | JR山川駅から車で5分 指宿市役所山川庁舎/山川文化ホール横 |
駐車場 | 有り(山川文化ホール駐車場) |
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