慈遠寺は、大同4年(809)に藤原氏の氏寺である興福寺の末寺として創建され、藤原氏の嫡流近衛氏によって建てられたものと推測。慈遠寺は、島外との文化・経済交流に大きな役割を果たした。特に天文12年(1543)の鉄砲伝来に際しては、明国人、琉球人、ポルトガル人の宿坊にあてられ、諸外国との交流にも重要な拠点となる。しかし、明治元年(1868)の廃仏毀釈により取り壊される。敷地内にある「手洗鉢」(西之表市指定文化財 有形民俗文化財)は、慈遠寺の唯一の遺物であり、種子島の歴史を語る上で、極めて重要な資料。
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基本情報
住所 | 鹿児島県西之表市 |
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電話番号 | 0997-22-1111(西野表市役所) |
営業日 | 通年 |
交通アクセス | [車] ・種子島空港から約30分 ・西之表港から約5分 |
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