「お長屋」
・鹿児島県指定有形文化財(建造物)
・垂水市指定文化財(史跡)
ここ(現・垂水小学校)は、江戸時代に垂水島津家の居城、林之城があったところです。垂水島津家領主四代久信は林之城を築き、慶長16年(1611)、垂水城(荒崎)から家臣団と共に移ってきました。それから今年(平成23年)で丁度400年になります。 林之城は、築城前は周辺が山林原野であったことから林之城と呼ばれ、のにちは館(やかた)またはお仮屋(かりや)と呼ばれました。 現在は、お長屋と石垣が残っており、昔の面影を残しています。特にお長屋は400年の歴史を物語ってくれる、大変貴重な木造建築物です。 垂水島津家(一万八千石)は、島津氏の一門家として本藩最高の家柄で、十六代の領主によって、明治維新まで約二百五十年間、ここお仮屋を中心に垂水の政治が行われてきました。 (※看板内容より)
基本情報
住所 | 鹿児島県垂水市田神144(垂水小学校内) |
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交通アクセス | 垂水港より車で約10分 |
駐車場 | なし |