わが国律宗の始祖になった唐の高僧・鑑真和上が日本上陸の第一歩を印した秋目に建設されています。諸宗の奥義を極めた当代随一の高僧・鑑真は、聖武天皇の招きにより日本に渡航しようとしました。ところが当時の渡来は困難を極め、海上暴風や密航の差し止めなどのため失敗は5回にも及び、また疫病によって失明するという悲運にも遭っています。それらの困難にも挫けることなく、ついに天平勝宝5年(753年)、当地に上陸を果たしわが国に仏教の戒律や薬学の知識などを伝えました。その鑑真の偉大な功績を讃え、平成4年に記念館が建立されました。鑑真像の複製のほか渡航の模様とその生涯が展示品やジオラマで詳しく紹介されています。
基本情報
住所 | 鹿児島県南さつま市坊津町秋目225-2 |
---|---|
電話番号 | 0993-68-0288 |
営業日 | 通年 |
営業時間 | 9:30~16:30 |
休日 | 月曜日(祝日の時は翌日) |
料金 | 大人(高校生以上)210円 小人(小・中学生)100円 ※団体割引あり |
交通アクセス | 南さつま市役所から車で約40分 |
駐車場 | 有 |
ホームページ | 公式サイトを見る 坊津歴史資料センター輝津館 |