中島常楽院 (ナカシマジョウラクイン)

薩摩琵琶発祥の地がこの中島常楽院です。

中薩摩エリア 史跡・寺社・武家屋敷

薩摩琵琶発祥の地がこの中島常楽院で、毎年10月12日、盲僧が一堂に集い、妙音十二楽が奏でられてきました。(令和元年10月12日を最後に休止しています。)導師の読経の中、松風、村雨、杉登などの曲を琵琶、太鼓、笛、手拍子、ホラ貝など8種類の楽器で演奏される古典音楽は格調高く、胸を打つ響きでありました。



■「常楽院」(史跡)/ 「妙音十二楽」無形文化財(芸能)

建久7年(1196)島津忠久は宝山検校を伴って薩摩に下ったと伝えられる。検校は京都の天台宗常楽院の19代住職で、島津氏の祈祷僧として本尊妙音天を棒持し、この地に常楽院を建立したと伝えられる。歴代の住職は各地で島津氏の威徳高揚につとめ、琵琶を吟弾して仏法を広めた。このとき弾奏された琵琶が後年薩摩琵琶に発展していったといわれる。今でも毎年10月12日に県内外から僧侶が集まり妙音十二楽を演奏する。

・常楽院跡 昭和29年3月22日鹿児島県文化財指定

・妙音十二楽 昭和46年5月31日鹿児島県文化財指定

※看板内容を引用

基本情報

住所 鹿児島県日置市吹上町田尻
電話番号 099-248-9432(日置市教育委員会社会教育課文化係)
FAX番号 099-272-3145
営業日 通年
休日 無休
料金 無料
交通アクセス ・指宿スカイライン谷山ICより車で20分
駐車場 あり
ホームページ 公式サイトを見る

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