「鹿児島神宮本殿及び拝殿、勅使殿(ちょくしでん)、摂社四所神社(せっしゃししょじんじゃ)本殿」が重要文化財に指定されました。
雄大な桜島を眺めるように、小高い丘に巨大な規模を誇る社殿が鎮座しています。海幸・山幸神話のヒコホホデミノミコトを祀っている鹿児島神宮は、大隅国一の宮であり、数少ない「神宮号」を名乗る神社です。もともとは桜島を祀った神社とも考えられ、中世~近世は八幡神を祀る「大隅正八幡宮」として栄えました。南九州最大の神社として昔から栄え続けた神社であり、境内及び周辺は「大隅正八幡宮境内及び社家跡」として国の史跡に指定されています。宝暦6年(1756)に建てられた現在の社殿は、九州最大級の大きさを誇り、内外に装飾があって国の重要文化財に指定されています。参拝するときに見える龍の彫刻や200以上の天井の植物絵は必見です。子どもの健やかな成長を祈る鯛車やぽんぱちといった、ここにしかないかわいいい伝統玩具も数多くあります。秋(10月)には武者行列と御みこしが海まで歩く「隼人浜下り」、春(2月頃)には飾り付けられた鈴かけ馬が躍る「初午祭」が行われ、多くの人が訪れます。
基本情報
住所 | 鹿児島県霧島市隼人町内2496-1 |
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電話番号 | 0995-42-0020(鹿児島神宮社務所) |
営業日 | 通年、初午祭:旧暦1月18日を過ぎた次の日曜日 |
営業時間 | 参拝 8:30~17:00 祈願受付 9:00~16:30 |
交通アクセス | [車] ・溝辺鹿児島インターより約15分 ・鹿児島空港より約15分 ・東九州自動車道隼人西インターより約5分(隼人道路) [電車] ・JR隼人駅より徒歩約15分 ・JR日当山駅より徒歩約15分 |
駐車場 | 有 |
ホームページ | 公式サイトを見る 初午祭 |