安良神社は、鹿兒島神宮、霧島神宮、加治木春日神社、福山宮浦宮とともに大隅5社として崇められてきました。祭神は安良大明神、十一面観世音菩薩、安良姫の母君など神・仏が一緒になった神社で、創建は和銅元年(708年)の頃とされています。
京の宮に使えていた安良姫が川で直垂(ひたたれ)を洗っているところへ白さぎが飛来し、その美しさに見とれた姫は、直垂の片袖を流してしまいました。その罪により死刑に処せられるところを、平素から信仰を寄せていた観世音に救われました。姫は横川まで落ちのびたものの、追手のことが心配で安良嶽の絶頂において自害。村人は姫の霊を慰めるために安良神社を建てました。諏訪宮・稲牟礼宮も合祀されています。
基本情報
住所 | 鹿児島県霧島市横川町上ノ上小脇 |
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電話番号 | 0995-45-5111(霧島市社会教育課) |
営業日 | 通年 |
休日 | 無休 |
料金 | 無料 |
交通アクセス | JR肥薩線・大隅横川駅より車で約10分 |
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