景観
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展望台から海と島をぐる~り見渡す
琉球王朝時代の与論城跡の小高い丘に建つ「サザンクロスセンター」の最上階は展望台になっており、よく晴れた日には真っ青な海に浮かぶ近隣の島々や沖縄本島北部まで360度見渡せる。施設の名前は、南十字星(サザンクロス)が観測できる国内最北端の地が与論島であることから付けられた。建物の内部は、与論島をはじめ奄美群島の歴史や自然、文化を紹介する総合資料館。国指定重要無形民俗文化財の「与論の十五夜踊」をビデオで鑑賞することもできる。もっと見る
■サザンクロスセンター TEL:0997-97-3396 -
百合ヶ浜
主に春から夏の大潮の干潮時のみ、沖合約1.5kmに真っ白な砂浜が出現。1日数時間しか現れない幻の浜です。浅瀬の透明度の高い海に360度囲まれ、海水浴やシュノーケリングが楽しめます。もっと見る
伝統・文化
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大いに盛り上がる島流おもてなし術「与論献奉(よろんけんぽう)」
遠方からの来客をもてなす儀式として、昔から受け継がれてきた「与論献奉(よろんけんぽう)」なるものがある。特産の黒糖焼酎を盃になみなみと注いで次々に回し飲みしていくもので、各自自己紹介を兼ねたあいさつを述べてから飲み干す決まりがある。一説には、琉球や薩摩から訪れる役人の接待の席で行われていたといわれ、最初の人が酒を飲みほして見せるのは毒見の名残でもあるとか。与論の夜はこれなしでは始まらない。 -
十五夜踊り
島民慰安、島内安全、五穀豊穣の祈願と感謝の意味を込めて踊りが奉納されます。与論島、琉球、大和の芸能を組み合わせた独特の演目が見もの。歴史が深く、国の重要無形民俗文化財に指定されています。もっと見る
ご当地料理
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ヘルシーな「もずくそば」が評判
与論島の名産であるモズクをうまく活用した商品が、島の名物料理になっている。その名も「もずくそば」。原料は栄養成分豊富なモズクと小麦粉のみで、そば粉は一切使われていない。発祥の店である「蒼い珊瑚礁」で食べられるそばは、のど越しがいいツルツルシコシコの麺に、カツオと昆布出汁のあっさりスープが絶妙。ふんわりと磯の香りが漂う素朴な味が人気を呼んでいる。おいしさと栄養を兼ね備え、お土産としても人気の一品。
※画像はイメージです -
モリンガ麺
ビタミン、ミネラル、アミノ酸などの栄養素がとっても豊富なハーブの一種「モリンガ」を練りこんだ麺。お土産にもぜひ。写真はモリンガ麺をつかったパスタ。
※画像はイメージです
(薬草パパイヤ農園 与論町茶花)
TEL/0997-97-4339
まだある!「与論島」の楽しみ方
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与論民俗村
島人の歩みを後世に伝えようと菊家が設立した私設民俗資料館。島特有の茅葺き屋根の民家や高床式の倉庫、昔の生活道具・農具などが見られます。草木染めや黒糖作り体験などもできます。もっと見る -
ユンヌ楽園
与論島のほぼ中央にあり、5,000坪の敷地に300種類を超える与論や沖縄、東南アジアの花や木々を集めた亜熱帯植物園です。もっと見る -
タイムトンネル
段は海の下に隠れていて、干潮時間にしか現れない幻のトンネル。 このトンネルをくぐると幸せになれると言われている。ぜひ、大切な人と一緒に訪れてみて。 -
ウドノスビーチ
市街地から徒歩圏内でいける人気のビーチ。 波が穏やかな日が多く、少し沖まで行くとサンゴの群生地があり、熱帯魚などカラフルな魚に出逢える。もっと見る
島に親しむ「島ある記」
水深40メートルに横たわる沈船ダイブに挑戦
与論島の周囲はすべてが高条件のダイビングポイント。海中は透明度が高く魚の種類も豊富で、初心者から上級者までスキルに合わせて楽しめる。「沈船あまみ」は代表的なポイントのひとつ。海上保安庁の旧巡視艇あまみが役目を終え、ダイバー向けに人工的に沈められている。全長53メートルの日本最大級の沈船を見るのはかなり貴重な体験。近辺では大物回遊魚のイソマグロやアオウミガメに遭遇するチャンスもある。中級者レベル。