景観
幻想的な森の癒しと感動のサンセット
差し込む陽光と辺り一面の緑が美しい「金作原(きんさくばる)」(奄美市)。天然の亜熱帯広葉樹が多く残る貴重な森で、生きた化石といわれる巨大なヒカゲヘゴの群生に圧倒される。天然記念物のルリカケスやアマミノクロウサギなど固有種の動物も多く生息している。また、見事な夕景が見られる場所に加計呂麻島の西阿室(にしあむろ)集落がある。赤々とした太陽が東シナ海にゆっくり沈む荘厳な瞬間に、心が動かされずにはいられない。
差し込む陽光と辺り一面の緑が美しい「金作原(きんさくばる)」(奄美市)。天然の亜熱帯広葉樹が多く残る貴重な森で、生きた化石といわれる巨大なヒカゲヘゴの群生に圧倒される。天然記念物のルリカケスやアマミノクロウサギなど固有種の動物も多く生息している。また、見事な夕景が見られる場所に加計呂麻島の西阿室(にしあむろ)集落がある。赤々とした太陽が東シナ海にゆっくり沈む荘厳な瞬間に、心が動かされずにはいられない。
伝統・文化<祭り>
五穀豊穣を祈願する祭り
旧暦8月の初丙の日はアラセツ(新節)と呼ばれていて、龍郷町の秋名集落では伝統の稲作儀礼「秋名アラセツ行事」が行われている。山の中腹に築いたわらぶきの片屋根に男衆が乗り、唄いながら揺らし倒して豊作祈願する「ショチョガマ」と、秋名湾西岸にある“神平瀬”“女童(めらべ)平瀬”と呼ばれる2つの岩の上で儀式を行う「平瀬マンカイ」がある。どちらも国の重要無形民俗文化財指定で、「ショチョガマ」は男性のみ一般参加できる。
旧暦8月の初丙の日はアラセツ(新節)と呼ばれていて、龍郷町の秋名集落では伝統の稲作儀礼「秋名アラセツ行事」が行われている。山の中腹に築いたわらぶきの片屋根に男衆が乗り、唄いながら揺らし倒して豊作祈願する「ショチョガマ」と、秋名湾西岸にある“神平瀬”“女童(めらべ)平瀬”と呼ばれる2つの岩の上で儀式を行う「平瀬マンカイ」がある。どちらも国の重要無形民俗文化財指定で、「ショチョガマ」は男性のみ一般参加できる。
伝統・文化<伝統芸能>
伝統・芸能<天才画家>
ご当地料理
元気の源はシマヌジュウリにあり
シマヌジュウリとは方言で、島の料理のこと。先人たちの知恵と食への深い敬意から生まれた奄美の伝統料理は、健康食として注目を集めている。シイタケや錦糸卵、島みかんなどいろいろな具で彩られたご飯に鶏のスープをかけて食べる「鶏飯(けいはん)」や、ゆでたソーメンとニラを炒めて醤油と塩で味付けしたシンプルな「油そうめん」などが代表的な郷土料理。各家庭で代々の味が継がれ、島の人たちの元気な毎日を支えている。
※画像はイメージです
シマヌジュウリとは方言で、島の料理のこと。先人たちの知恵と食への深い敬意から生まれた奄美の伝統料理は、健康食として注目を集めている。シイタケや錦糸卵、島みかんなどいろいろな具で彩られたご飯に鶏のスープをかけて食べる「鶏飯(けいはん)」や、ゆでたソーメンとニラを炒めて醤油と塩で味付けしたシンプルな「油そうめん」などが代表的な郷土料理。各家庭で代々の味が継がれ、島の人たちの元気な毎日を支えている。
※画像はイメージです
お土産
南国ならではの素材が体にいい
島に親しむ「島ある記」
島の人の生活は島唄・三線とともにある
伝統的な民謡音楽・島唄。人が集えば誰かが唄いだし、輪になって踊りだすのがこの島の日常だ。その伴奏に欠かせないのが三線。沖縄のものとは違い、裏声を多用する奄美の島唄は音域が高めなことから細い弦が張られている。また、細い竹ひごでつまびき、弾き下ろした後に弾き上げる返し撥(ばち)という奏法で演奏するのも特徴。三線の販売店では弾き方のレッスンを受けられるところもあり、島人になるべく体験も悪くない。
■奄美三味線サンシンヤ
TEL:0997-53-7401
まだある!「奄美大島」の楽しみ方
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大和村国直集落~宮古崎バイクツアー
名瀬から車で約30分、国直集落は50世帯が暮らす小さなシマ(集落)。美しいビーチやフクギ並木のトンネルを散策したあとは、奄美十景の一つ国定公園宮古崎(写真上)を目指すバイクツアーへ。
(NPO法人TAMASU)
TEL/0997-57-2828 -
フクギ並木/奄美大島
漢字では福木とも書くパワースポット -
泥染め体験/奄美大島(龍郷町)
奄美大島を生産地とする本場奄美大島紬は、「泥染め」という手法で絹糸を染め、手織りでつくられる日本の伝統的工芸品です。「泥染め」の工房が集まる奄美大島の北部・龍郷(たつごう)町は代表柄の龍郷柄発祥の地とも呼ばれています。
(有限会社金井工芸)
TEL/0997-62-3428 -
島唄
暮らしの中にある奄美の島唄。 -
マングローブ/奄美大島
奄美市住用町の河口域には、亜熱帯地特有の植物群・マングローブ原生林が71ヘクタール以上も広がっている。その規模は沖縄の西表島に次いで国内2番目。生い茂る樹木や珍しい生物を間近で見て回れるカヌー体験もできる。もっと見る
photo ©別府 亮 -
八月踊り/奄美大島
奄美では旧暦の8月を新年と捉える暦があり、数々の行事が行われる際に「八月踊り」が披露される。チジン(太鼓)の軽快なリズムに合わせて唄い、額に汗して笑顔で踊る姿にシマンチュ(島人)パワーを感じる。
画像提供:(一社)あまみ大島観光物産連盟 -
ウケユリ/請島
請島では5月下旬から6月初旬に山の中腹でウケユリの開花が見られる。大輪で高貴な香りを放つササユリの変種で、絶滅が危惧されることから幻の花といわれている。奄美地方の固有種で、請島が最大の自生地。
※ウケユリの見学(大山入山)は瀬戸内町教育委員会への申請・「みのり会」の許可・同行が必要です。
TEL:0997-72-2905
画像提供:瀬戸内町