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食の循環から生まれた屋久島のブランド牛『縄文牛®』

縄文牛®とは、屋久島の柑橘類や焼酎の搾りかすなど、通常は捨てられる資源を活用したオリジナル飼料で育てられたブランド牛です。この飼料を6ヵ月間、経産牛(お産を経験したお母さん牛)に与えることで、肉の味と質が向上し、環境にも食べる人の健康にもやさしい食の循環が実現しました。

縄文牛の誕生

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2023年に誕生した屋久島初のブランド牛「縄文牛🄬」は、屋久島の自然の恵みを最大限に活かし、持続可能な地域資源の利用を目指す特別なブランド牛として、今密かなブームとして人気です。

縄文牛®の3つのpoint

Point1 低価値とされてきた経産牛のアップサイクルに成功
Point2 屋久島の副産物活用
Point3 縄文牛を通じた地域貢献と自然保全活動

Point1 低価値とされてきた経産牛のアップサイクルに成功

経産牛(お母さん牛)は低価値とされていましたが、屋久島の未利用資源(焼酎や柑橘類の搾り粕など)から開発した発酵飼料を与えることで、肉質や風味を向上させることに成功しました。数年の開発期間を経て、2023年に屋久島初のブランド牛「縄文牛」が誕生しました。

Point2 屋久島の副産物活用

屋久島の資源(柑橘類、焼酎などの副産物)を用いたオリジナル飼料は、人間が消化できない資源を牛が消化することで、島内の資源を循環させ、持続可能な環境を目指しています。

Point3 縄文牛を通じた地域貢献と自然保全活動

屋久島の豊かな自然と資源から生まれた「縄文牛」は、食の地産地消を実現し、さらには縄文牛を通じて新たな産業と雇用機会を創出し、地域社会に貢献しています。縄文牛を目的に訪れる観光客の増加により、地域の活性化が期待されます。また、訪れる方々が屋久島の美しい自然に触れることで、自然保全への意識が高まり、環境保護の重要性を再認識していただけるでしょう。
縄文牛を楽しむことで、屋久島の豊かな自然と地元の取り組みを応援し、持続可能な未来への一歩を共に踏み出しましょう。

縄文牛の育成方法

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縄文牛は、環境負荷を最小限に抑えるために、自然放牧や発酵飼料の利用といった育成方法を採用しています。屋久島の自然環境を最大限に活用し、ストレスの少ない環境で育てられています。

オリジナル飼料には、温暖な気候で育つ屋久島の柑橘類や、古くから地元で愛されている焼酎など、食品の一次加工品の製造過程で生まれる副産物が含まれます。これらの副産物は、以前は人間が消化できずに廃棄されていました。しかし、牛には4つの胃があり、人間が消化できない資源を消化することができます。こうして、島内の資源を島内の生き物たちで分け合い、循環させることができます。

このように、未利用資源を活用することで、廃棄物を減らし、循環型社会の実現に寄与しています。これにより、地域全体が環境に優しい取り組みを支援し、地域のエコシステムを守ることにつながっています。A5ランクを意識した肥育は行わず、屋久島の資源の循環を大切にし、自然の恵みを活かした生産にこだわっています。

縄文牛の特徴

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縄文牛の外見は、しっかりとした筋肉質で、光沢のある黒い毛が特徴です。その肉質は脂肪が少なく、ジューシーで柔らかな食感が楽しめます。

屋久島で縄文牛をいただく

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屋久島に訪れた際には、ぜひ縄文牛をご堪能ください。地元の地元飲食店では、縄文牛を使ったさまざまな料理が楽しめます。例えば、ステーキや焼肉、すき焼き、カルパッチョ仕立てなど、さまざまな料理方法で縄文牛の魅力を味わうことができます。
縄文牛をいただくことは、持続可能な食の体験とも言えます。屋久島の自然資源を活かし、環境に配慮した育成方法で育てられた縄文牛を楽しむことで、自然との共生を感じることができます。地元の生産者が丹精込めて育てた縄文牛は、その美味しさだけでなく、地域経済にも貢献しています。
屋久島の豊かな自然環境と地元の食材を使った料理「屋久島ごっそう(ご馳走)」にも取り入れられています。ぜひチェックしてみてください。

世界自然遺産の島・屋久島

屋久島は1993年、日本で初めて世界自然遺産に認定された島です。 日本の最南端に位置しますが、山頂では北海道並みの気候となります。 そのため屋久島だけで日本列島すべての自然を網羅することができるのです。 美しい海や山、里があり、世界中の人から一度は訪れたいといわれる場所でもあります。
屋久島に来て、豊かな自然に身を委ね、美味しい縄文牛を食し、ゆったりと楽しんでください。

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