中薩摩エリアのよかとこ

鹿児島市の中心繁華街・歓楽街です。江戸時代に島津重豪公が天文観測や暦の作成を行う施設「明時館」を建てたことが名前の由来です。天文館本通りやいづろ通りなどのアーケードには、鹿児島名物のグルメやお土産店が多数あります。西郷隆盛像などの観光スポットもあります。毎年冬には約100万球のLED電球で彩るイルミネーションイベント「天文館ミリオネーション」が開催されます。

鹿児島市交通局の路面電車で、既存の車両（9513号）を改造して2019年に運行を開始したものです。デザインは、鹿児島市出身の砂田光紀氏が手がけており、薩摩切子をモチーフにデザインしています。外観はロイヤルブルーを基調とした上品な色合いで、車両前面や側面には薩摩切子をモチーフとしたエンブレムが配置されています。車内は木材を多用した温かみのある空間で、パノラマシートやハイバックソファーシートなどの座席があります。また、天井には薩摩切子そのものを使用したスクリーンが設置されています。NexTram KIRIKOは、「次の時代に向けた魅力ある電車」として、国際観光都市・鹿児島の盛り上がりに貢献しています。

いちき串木野市の霊峰・冠岳の麓にある神社で、六世紀半ばに蘇我馬子が熊野三所権現の一つとして創建しました。冠岳の名は、秦の始皇帝の命により、不老不死の薬を求めた徐福がこの山に登り冠を捧げたことに由来します。神社の周辺には、美しい紅葉や奇岩などがあり、散策やハイキングを楽しむことができます。冠嶽神社は、歴史や文化だけでなく、自然や景色にも魅力を感じる人におすすめのスポットです。

いちき串木野市にある観音ヶ池市民の森は、県推奨の「森林浴の森」70選のひとつで、千本桜、つつじ、あじさいなど四季折々の自然が楽しめる憩いの場となっています。特に桜は見頃の時期になると、1000本以上のソメイヨシノなどの花が様々に咲き誇る景色が素晴らしく、多くの花見客で賑います。期間中はライトアップされ夜桜も楽しめます。また、公園内には交流センターやキャンプ利用が可能な広場などもあり、家族や仲間と一緒に自然を満喫できます。