本町八月踊りの起源には、開田、用水路竣工祝、豊年祭、慰霊、安泰祈願等の諸説があります。江戸時代高山用水工事が竣工し、田高2000石が開発され、新溝記念碑が建立されたとき、奉納されたと伝えられています。
神事芸能であり、神霊祭祀の祈願と感謝祭であるといえます。踊りは、農村における最大の慰安娯楽であるばかりでなく、若い男女の出会いの場であったなど、社会的な意義をもっています。
当日は、集落の水神様の前で鉦踊の法楽を行い、その次に講元で踊り、夜になって集落の櫓のある場所で八月踊を行います。三味線、胡弓、太鼓で哀愁を誘うしらべを伴奏に、唄い手が櫓の上で唄い始めると、音頭(踊り上手)が先頭に立ち輪になって踊ります。
基本情報
住所 | 〒893-1207 鹿児島県肝属郡肝付町新富276番地 |
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電話番号 | 0994-65-2594(肝付町生涯学習課) |
開催日 | 例年9月第4土曜日 |
開催時間 | 15:00頃~21:00頃 |
開催場所 | 本町中央町道 |
料金 | 無料 |
交通アクセス | 垂水フェリー乗り場から車で50分 鹿児島空港から車で110分 |
駐車場 | 30台 |
ホームページ | 公式サイトを見る 鹿児島県ホームページ |