2)薩摩半島南部の麓をめぐるコース(日帰り)
【薩摩の武士が生きた町~日本遺産とまだある麓を楽しむ~】
海岸沿いにある篤姫ゆかりの今和泉麓や庭園美で知られる知覧麓など、南薩の麓をめぐるコース。
- 所要時間|約6時間(時間に合わせて滞在時間を調整してもOK)
- 交通手段|車
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鹿児島中央駅から車で45分
喜入旧麓
旧(もと)だからこそ残った中世の佇まい
江戸時代が始まって間もない1650年代、喜入麓は北側に移転しました。しかしながら”旧”麓には領主の菩提寺や神社がそのまま残り、営みも残りました。それゆえに江戸時代を通じて刻々とその姿を変えていった他の麓に比べ、喜入旧麓では貴重な麓の原風景を味わうことが出来るといえます。
住所 | 〒891-0203 鹿児島県鹿児島市喜入町 | |
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電話番号 | 099-227-1962(鹿児島市教育委員会文化財課) |
車で約15分
道の駅いぶすき「彩花菜館」
観光地指宿の入り口に位置する風光明媚な道の駅
道の駅が建つ場所は観音崎という場所で、海岸などを美しく眺めることができます。観音崎から南の今和泉島津家別邸にかけて松並木があり、特に別邸近くのものは隼人松原とよばれます。江戸時代に街道が整備された際に植えられたようです。今は鹿児島市街地と指宿の間に位置し、一息つくのに最適なスポットです。
住所 | 鹿児島県指宿市小牧52-4 | |
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電話番号 | 0993-27-9022 | |
営業時間 | 9:00~17:30 | |
休日 | 5月・8月を除く毎月第1水曜日、及び1月1日 |
車で2分
今和泉島津家屋敷跡(今和泉麓)
篤姫ゆかりの地・今和泉
今和泉島津家の別邸(今和泉領主仮屋)は、今和泉島津家初代の島津忠郷が宝暦4年(1754)年に建てたものです。
現在、その別邸は今和泉小学校に変わっています。小学校内には、屋敷で使用されていた高さが93センチもある手水鉢や井戸跡が保存されています。
今和泉島津家は、13代将軍・徳川家定に嫁いだ篤姫が18歳まで過ごしたといわれており、海岸には、幼少の篤姫(於一)像も建てられています。
また、その中心となる麓地区(郷士の居住区)が今和泉島津家別邸周辺に広がっており、現在もわずかに屋敷跡の雰囲気を味わうことができます
住所 | 鹿児島県指宿市岩本2976 | |
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電話番号 | 0993-22-3257(指宿市観光協会) |
車で15分
池田湖
海水面よりも深い湖底をもつ不思議な九州最大の湖
およそ5700年前の巨大噴火で生まれた池田湖(カルデラ湖)は、周囲約4キロ、最深部233メートルで日本で4番目に深く、今でも湖底火山が静かに眠っています。
また池田湖には様々な伝説が残っていて、江戸時代に書かれた薩摩藩の「三国名勝図会」によると、湖に住む竜神の話が記されています。
現代では、謎の巨大生物「イッシー」の目撃談もあり、神秘の湖にまつわる歴史や逸話が数多く存在します。
住所 | 鹿児島県指宿市池田湖 | |
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電話番号 | 0993-22-2111(指宿市観光課) |
車で10分
千貫平自然公園
桜島も開聞岳も望めるビュースポット
鹿児島市喜入町と南九州市頴娃町の分水嶺、南薩山地の尾巡山(577m)、吉見山(524m)を中心とする高原です。錦江湾、桜島、開聞岳が望めます。またツツジの名所としても知られます。徐々に森林化が進みつつありますが、草原がまとまった面積で残る貴重な場所です。
住所 | 鹿児島県鹿児島市喜入生見町指宿スカイライン(県道17号)沿い | |
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電話番号 | 099-216-1327(鹿児島市観光振興課) | |
休日 | 無休 |
車で15分
知覧武家屋敷庭園(知覧麓)
街道沿いに続く優美な麓”薩摩の小京都”
昭和56年に重要伝統的建造物群保存地区に指定された知覧武家屋敷群。その中で、国の名勝に指定された7つの庭園が一般公開されています。通りからは遠くに望む母ヶ岳を中心に統一された景観、武家門をくぐると正面には防衛のための屏風岩があり、さらに庭に入るとそれぞれに特徴ある世界が広がります。折れ曲がった旧街道沿いの両脇に石垣、生け垣が整然と続く美しい武家屋敷群です。
住所 | 鹿児島県南九州市知覧町郡13731-1 | |
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電話番号 | 0993-58-7878(知覧武家屋敷庭園事務所) | |
営業時間 | 9:00~17:00 | |
休日 | 年中無休 |
鹿児島中央駅まで車で40分
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