1)鹿児島城跡と仙厳園コース(6時間)
【薩摩の武士が生きた町~日本遺産とまだある麓を楽しむ~】
薩摩藩主・島津氏の居城である鹿児島城跡と、その別邸・仙巌園の両方をまわるコース。
- 所要時間|約6時間(時間に合わせて滞在時間を調整してもOK)
- 交通手段|徒歩及び車
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鹿児島中央駅から徒歩30分/車で約12分
鹿児島城跡
薩摩藩外城制度の要
薩摩藩を治めた島津氏の居城・鹿児島城。藩内113の外城にも武士が配されましたが、もちろん鹿児島城下に最も多くの武士が住んでいました。
島津家久は慶長6(1601)年から築城に着手、同9(1604)年に入城、完成したのは慶長17年(1612)年とみられます。
現在本丸跡には鹿児島県歴史・美術センター黎明館、二之丸跡には県立図書館・市立美術館・県立博物館などの文化施設が集積しています。
住所 | 〒892-0853 鹿児島県鹿児島市城山町7-2 | |
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電話番号 | 099-227-1962(鹿児島市教育委員会文化財課) | |
休日 | 無休 |
徒歩すぐ
鹿児島城(鶴丸城)御楼門
高さ20m幅20mの国内最大級の楼門
鹿児島(鶴丸)城は、慶長6(1601)年頃に、のちに初代藩主となる島津家第18代当主・家久が建設に着手した島津氏の居城。御楼門はその居館の正面中央に位置し、特別な時にのみ通ることができる門でした。幕末に3代目建設の記録があり、その門が明治6(1873年)年の火災で焼失。令和2(2020)年3月に147年ぶりに復元されました。
夜はライトアップも行われます。(毎日:日没~22:00)
住所 | 〒892-0853 鹿児島県鹿児島市城山町7-2 |
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徒歩すぐ
鹿児島県歴史・美術センター黎明館
鹿児島の歴史・美術の本物を見るならここ
鹿児島城本丸跡にあります。1階の常設展示では鹿児島県内の歴史を時系列で学ぶことができます。かつての鹿児島城本丸のジオラマもあり、また麓について深掘りするのにも最適で、藩内最大の麓であった出水麓のジオラマ、国指定史跡・志布志城のジオラマ、武家門の展示も。かつ屋外展示物として天保年間(1830~1840年)の建築と伝えられる武家住宅「樋の間(てのま)二つ家」もあります。
住所 | 鹿児島県鹿児島市城山町7番2号 | |
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電話番号 | 099-222-5100 | |
営業時間 | 9:00~18:00(入館は17:30まで) | |
休日 | 月曜(祝日の場合は翌日)、毎月25日(土日の場合は開館)、12月31日~1月2日 |
徒歩約25分/車で約8分
城山公園(展望台・自然遊歩道)
山城の雰囲気を今に伝える鹿児島城の山城部分
頂上部分は桜島の眺望が開ける展望台があり、市民にも親しまれ観光客にも人気の「城山」。鹿児島城の山城部分であり、中世の山城の姿を実感できる土塁、空堀、切通等を見ることができます。頂上部分に続く遊歩道や車道の一部は近代になってのものですが、大手口、岩崎谷口、新照院口といった山城の構造を伝える道も険しく残っています。明治10(1877)年の西南戦争の激戦地としても知られます。
住所 | 鹿児島県鹿児島市城山町 | |
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電話番号 | 099-298-5111(観光交流センター) |
徒歩5分
SHIROYAMA HOTEL kagoshima(城山ホテル鹿児島)
鹿児島城跡の城山に建ち鹿児島市街地を一望できる立地
市街地から城山ホテル鹿児島に至るにはいくつかの道がありますが、初めて訪れる方はいずれも急坂を経ることに驚くかもしれません。これがこのホテルが城山に立地している証拠でもあります。ホテルからの桜島と錦江湾の眺望は抜群。周囲には鹿児島の県木・クスノキの大木が茂り、豊かな自然を満喫することができます。
住所 | 鹿児島県鹿児島市新照院町41-1 | |
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電話番号 | 0570-07-4680(SHIROYAMA HOTEL kagoshima) | |
休日 | ※詳しくは公式サイトをご覧ください |
車で10分
名勝 仙巌園
薩摩藩の文化の多様性、先進性を体感できる場所
島津氏の別邸として、万治元(1658)年からの歴史があります。桜島と錦江湾を望む絶景はまさに鹿児島随一。歴代の当主がこの場所を愛し、また鹿児島とつながりの深い琉球を通じて取り入れられた中国風のしつらえも見どころのひとつです。2022年春には「着付・着装体験」「弓矢体験」などもできる体験施設もオープン。
住所 | 〒892-0871 鹿児島県鹿児島市吉野町9700-1 | |
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電話番号 | 099-247-1551 | |
営業時間 | 9:00~17:00 | |
休日 | 3月第1日曜日(鹿児島マラソンの為休園) |
車で10分
天文館
江戸時代は島津氏の重臣の武家屋敷が立ち並ぶエリアだった!
江戸時代初めに鹿児島城が築城されて以降、城下町として発展した場所。なかでも現在天文館通りと呼ばれる中心通り沿いには、島津家の重臣の武家屋敷が立ち並んでいました。その一角に天文観測所「明時館」があり、現在の繁華街が「天文館」と呼ばれる由来となっています。
住所 | 〒892-0842 鹿児島県鹿児島市東千石町 | |
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電話番号 | 099-216-1327(鹿児島市観光振興課) |
鹿児島中央駅まで車で5分
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