砲台跡をドライブでGO!
現存する砲台跡を一気にめぐる!
- 所要時間|1日
- 交通手段|レンタカー
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鹿児島中央駅から車で約20分
天保山砲台跡
天保山砲台は島津斉興による建設後、島津斉彬が改修して薩英戦争時には11門の大砲が配備されていました。1863年7月2日、イギリス艦隊が薩摩藩の蒸気船を捕獲したことで薩摩藩は開戦を決定。天保山砲台からの砲撃を合図に、各砲台一斉に砲撃を開始します。発掘調査では、敵の砲撃から兵士や大砲を守るための胸壁や、大砲を据えた砲座、船着場などが発見されました。胸壁は凝灰岩でつくった石垣の外側を盛土で覆って構築されており、昇降用の階段が2ヶ所残っています。砲台の海側周辺は、昭和以降の海岸の整備によって埋め立てられて陸地化しました。
住所 | 鹿児島県鹿児島市天保山町24(天保山公園内) | |
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電話番号 | 099-227-1962(鹿児島市教育委員会) |
車で約10分
祇園之洲台場跡
1863年の薩英戦争のときには6門の大砲が配備されていました。イギリスの軍艦1艘が砲台前で座礁し、この軍艦の救援のためにイギリス艦隊は祇園之洲砲台に集中砲火を浴びせます。そのため祇園之洲砲台は、最も被害の大きな砲台に。現地には今も長さ約115m、高さ約1.2mの胸壁が残っています。胸壁は、敵の砲撃から兵士や大砲を守るための土塁で、凝灰岩でつくった石垣の外側を盛土で覆って構築されました。のちの発掘調査によって大砲を据えた砲座の痕跡を発見。薩英戦争後に破壊された胸壁を修復したことが明らかとなっています。
住所 | 鹿児島県鹿児島市清水町26(祇園之洲公園内) | |
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電話番号 | 099-227-1962(鹿児島市教育委員会) |
車で約5分
新波止砲台跡
鹿児島城下の防衛のために設置された主力砲台。島津斉彬が、1846年頃に建設されていた防波堤を改築し、凝灰岩の切石によって砲台を建設しました。薩英戦争時には、国内最大級の150ポンドボンカノン砲をはじめとする11門の大砲を配備。イギリス艦隊と交戦します。イギリス側の記録には、新波止砲台から発射された砲弾が、旗艦ユーリアス号に命中し、ジョスリン艦長らが戦死したと記されています。1872年、一丁場台場が新波止砲台の南、約87mの地点に築かれましたが、1904年の継ぎ足し工事によって現在は2つの堤防がひとつに繋がっています。
住所 | 鹿児島県鹿児島市本港新町3-1かごしま水族館付近 | |
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電話番号 | 099-227-1962(鹿児島市教育委員会) |
車で約5分
桜島フェリー
※詳細は公式サイトにてご確認ください
住所 | 鹿児島県鹿児島市桜島横山町61-4 | |
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電話番号 | 099-293-2525 | |
営業時間 | 24時間運航 | |
休日 | 無休 |
フェリーで約15分、下船後車で約2時間
松崎砲台跡
松崎海岸後方の砂丘地に薩英戦争に備えて建設された臨時の砲台。大砲3門が25m置きに設置されたと記されています。現地には凝灰岩の切石を3段積んでつくった、長さ約13m、高さ約1.3mの石積が残っており、これらは砲台の一部という可能性があります。対岸には、1844年に砲台が設置された指宿の名所・知林ヶ島を見ることができます。
住所 | 鹿児島県錦江町馬場1132-1付近 | |
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電話番号 | 0994-22-0517(錦江町教育委員会) |
車で約15分
瀬脇砲台跡
雄川の河口部左岸にある小さな岬に設置された瀬脇砲台。設置当時は大砲1門が配備された小規模な砲台でしたが、薩英戦争の直前に拡張工事が行われると現在の姿になりました。薩英戦争時には、田代や大姶良、小根占郷から約170名の藩士が集められ守りを固めます。けれども、イギリス艦隊との交戦はなかったとされています。現地には敵の砲撃から兵士や大砲を守る胸壁が、今も残っています。胸壁は長さ約23m、高さ約2m。弾丸が発射される砲門部分が残っています
住所 | 鹿児島県南大隅町根占川南 | |
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電話番号 | 0994-24-3164(南大隅町教育委員会) |
車で約15分
根占原台場跡
設置当時は、鹿児島湾の防衛のために設置されたものの、大砲1門を備えるのみの小規模な砲台でした。しかし、1862年の生麦事件後、イギリス艦隊に備えて拡幅工事が行われ、現在の姿となりました。敵の砲撃から兵士や大砲を守る胸壁、火薬を保管する煙硝倉が建設されましたが、実際にイギリス艦隊との交戦はありませんでした。胸壁は長さ約50m、高さ約2mあり、海岸の花崗岩を積んでつくられていて、弾丸が発射される砲門部分が2ヶ所残っています。発掘調査によって、大砲を据えた砲座の痕跡が確認されています。
住所 | 鹿児島県南大隅町根占辺田 | |
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電話番号 | 0994-24-3164(南大隅町教育委員会) |
車で約2時間30分
桜島フェリー(横山(袴腰)砲台跡)
桜島フェリーターミナル辺りに説明板が設置されています。1863年の薩英戦争時には、4門の大砲を配備。イギリス艦隊を砲撃すると砲台のすぐ目の前に碇泊していたイギリス艦のバーシューズは驚き、錨を切り離して離脱したといわれています。その後引き揚げられた錨は、薩摩藩とイギリスの和解後にイギリスに返還されています。
住所 | 鹿児島県鹿児島市桜島横山町61-4桜島フェリーターミナル付近 | |
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電話番号 | 099-227-1962(鹿児島市教育委員会) |
フェリーで約15分、下船後鹿児島中央駅まで車で約20分
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